CTの基本パラメータと用語【まとめ】

  • 2021-08-14
  • CT
CT CTの基本パラメータと用語【まとめ

*随時、追記したいと思っています。いつも通り不完全な記事です。

パラメータ

時間分解能

心臓CTでは時間分解能を重視して、ハーフ再構成(約180度分のデータ)が一般的に行われている。では時間分解能とは何でしょうか。時間分解能とはカメラのシャッタースピードのようなもので、どれくらいの短い時間で画像化が可能化を示す指標で、CTにおいてはX線管のスキャン時間、また1画像当たりに寄与する投影データの時間的な感度分布によって定義される(*1)。心臓などの動きが問題になる臓器に高い時間分解能で撮像する必要あります。1管球でローテーションタイム(管球が一回転するのにかかる時間)が0.35秒の場合、175mSecになります。

ピッチファクタ(ヘリカルピッチ)

「ピッチファクタ」は以前は「ヘリカルピッチ」と呼ばれていたようです。撮影時に設定するスライス厚に対する一回転あたりの寝台移動距離として定義される(*1)。コリメーション幅に対する一回転あたりの寝台移動距離と定義している本もあります。

ビームピッチ

Z軸方向のデータの密度の指標を表すことができます。ビーム幅に対する一回転あたりの寝台移動距離で定義されます。寝台移動距離を一定で考えてみると、ビーム幅が大きい方ほどデータの密度を上げることができます。検出器の数が多いほど、ビーム幅をより広げることができ、データ密度が大きくなります。

用語一覧

オーバービーニング

AICE (Advanced Intelligent Clear-IQ Engine)

Deep learningを用いて設計した画像再構成技術で、ノイズ成分と信号成分を識別する処理を用いて、空間分解能を維持したままノイズを除去することができます。

一門一答

3DとVRの違いは何?

CTの画像処理で、3D表示をして画像を作成する際、作成した画像に対して「3D」とコメントを入れるのか、「VR
」とコメントを入れるのかいつもどうでもいいことで迷っていました。VR(volume rendering)法はしきい値と透過度の2つのパラメータにより、対象を立体的に表示する(陰影処理)(*3)。MIP(maximum intensity projection)処理でも3D表示は可能であるため、VR法を用いて、3Dを作成した場合は技術者として、VRと画像にコメントを入れた方が良いと思いました。

参考文献

CT撮影技術学(*1)
Q&Aでやさしく学ぶ心臓CT(*2)
〇これだけは習得しようCT検査(*3)