動画⇩
https://youtu.be/95nKKn1J8kg
今回は、ChatGPTとPythonを使って銘柄選定を自動化する方法をご紹介します。
これまでSeleniumなどを使ってブラウザを操作する方法が一般的でしたが、ログイン操作や認証の壁に悩まされたことはありませんか?
私も同じような悩みを抱えていましたが、今回ご紹介する方法では、ログイン不要でChatGPTを起動し、自動で入力・貼り付け・送信まで行うことができます。
今までよりも圧倒的に手間が減り、しかも正確に銘柄コードを抽出できるようになりました。
【ChatGPTをログイン済み状態で開く方法】
まずは、ChatGPTをログイン不要で開く方法です。
Seleniumなどではブラウザを新たに開くため、毎回ログインが必要でしたが、
Pythonの「webbrowser」モジュールを使えば、普段使っているログイン済みのブラウザでそのままChatGPTを開くことができます。
たった一行のコードでOKです。
この方法を使えば、ログイン操作をスキップしてすぐに作業に取りかかれるようになります。
【ChatGPTへの入力・送信も自動化】
ChatGPTを開いたら、次は入力欄を自動で操作する方法です。
ここでは、PivotGUIやPyAutoGUIを使って、入力欄をクリックして文章を貼り付け、Enterキーで送信するという流れを自動で処理します。
たとえば「おすすめの銘柄を教えて」といった文章を自動入力して、ChatGPTに返答させます。
今回のように、銘柄選定を依頼する内容はお好みで設定できます。
【銘柄コードを自動で抽出する】
ChatGPTから返ってきた回答には、証券コード(通常4桁の数字)が含まれていることがよくあります。
この数字をPythonで正規表現を使って抽出することで、必要な銘柄コードだけを効率的に取り出すことができます。
例えば、「9433」や「7203」などのような数字をまとめてリスト化することも可能です。
IPO銘柄のような形式(例:A123)にも対応するように調整も可能です。
この一連の流れを組み合わせることで、ChatGPTの出力を活かして自動的に銘柄を抽出するシステムが完成します。
【次回予告】
次回は、今回取得した銘柄のチャートを用いて、以前ご紹介した「スパイク検出(動画#30参照)」の方法で分析していく予定です。
自動でのスクリーニングだけでなく、その後のチャート分析も自動化していくことで、より実践的なトレード戦略に役立てられるようになります。
ぜひ次回もチェックしてみてください。
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