【春季号・厳選100銘柄でシミュレーション】単純なシステムでも勝てる?その結果とは


前回の動画では、2024年冬季号の厳選100銘柄を使ってシステムトレードのシミュレーションを行いました。

動画⇩
https://youtu.be/-qczzbJ-q6Q

今回はその続編として、2025年春季】の厳選100銘柄を使って同じルールでバックテストを実施してみました。

📊 シミュレーションの概要
使用銘柄:産業と経済社の「厳選100銘柄(2025年春季号)」
解析期間:2025年3月16日(書籍到着日)〜6月初旬
売買ルール:短期移動平均線がマイナスからプラスに転じたら「買い」

✅ 今回のシミュレーション結果
結果は驚くべきものでした。
1回あたりの利益はなんと約2万円。
**勝率47%**と、前回に比べて非常に良好なパフォーマンスを示しました。
\移動平均線だけでも勝てる!/
…と思いたいところですが、実はこの解析期間には**「大暴落 → 大反発」**の局面が含まれていました。

🔍 大反発の功罪:運が良かっただけ?
前回の動画(#44)でも解説した通り、暴落局面では移動平均線が下向きのため、基本的にエントリーは発生しません。

しかし、大反発時には短期線が一気に上向きになり、「買い」シグナルが点灯します。

この反発を捉えることができたことで、利益が大きく跳ね上がったわけです。

ところが、この反発局面を除外して解析すると、

利益率は**マイナス330%**と、一気に沈んでしまいました…。

🧠 システムトレードの限界とヒント

つまり「厳選100銘柄」とはいえ、書籍が手元に届いたあとでは、すでに投資家の熱が冷めている可能性があります。

一方で、「発表前(決算直後)」にシステムを回した場合は、
移動平均線という単純なルールでも、非常に良好な利益を得ることができたのです。

✍ 今後の課題と展望

やはり本当に稼げるトレーダーは、書籍が届く前に、すでに良い銘柄を見抜いています。

「決算の瞬間に判断できる力」

これがあれば、複雑なアルゴリズムではなく、単純なルールでも十分に戦えるのではないかと考えています。

今後は、以下のような取り組みを予定しています

📘『株価オールチャンス』に掲載される銘柄の特徴を解析
🧠 AIを活用した決算評価モデルの構築
⏱ リアルタイムでの決算検知→即売買の仕組みづくり

【株価検証】春季号の厳選100銘柄で大反発は取れるのか?移動平均線トレードの実力とは
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