今回は、これまでご紹介してきた株価シミュレーションの中で、私自身が「おかしいな」と気づいた2つの不具合について、改訂内容をご報告いたします。
動画⇩
https://youtu.be/x08cA8ZgseQ
細かな点ではありますが、自動売買や検証の精度に直結する重要なポイントですので、ぜひ最後までご覧ください。
◆ 不具合①:出来高ゼロのローソク足におけるデータ欠損問題
過去の出力結果を見直していたところ、例えば1月15日のデータで「1月14日に売る」というような不自然な挙動を発見しました。
調査の結果、出来高(volume)が0のローソク足に始値・終値のデータが存在しないことが原因と判明。
これにより、分析対象から漏れてしまっていたのです。
出来高が0の場合 → 始値・終値の値が存在せず、None や NaN として記録
この問題を防ぐため、前日、それがなければ、前々日の終値で全て埋めるようにしました。
◆ 不具合②:窓開け・窓下げによる損切り未発動問題
次に、逆指値(By Close To)による損切りのタイミングにも修正を加えました。
これまでの処理では、前日終値から大きく窓を開けて始まった場合に、損切りラインを飛び越えて処理がスキップされるという不具合がありました。
# 窓下げに対応するための処理
if 始値 < 損切りライン: 損切りは始値で発動
else: 通常通り、逆指値で売却
これにより、急激な窓下落にも正確に対応できるようになり、よりリアルなシミュレーションが可能になりました。
📌 今後の展望
こうした修正を重ねることで、より現実に即した自動売買戦略の構築が可能になります。
次回は、ちょっと番外編になりますが「株価操作を疑われた件」について、お話ししたいと思います。お楽しみに!
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