ストップ高の翌日はどう動く?板情報と歩み値で読む翌日の株価予想

今回は、動画#66「ストップ高の翌日はホールドすべき」という動画の 追記バージョン です。

私自身、ストップ高を見て喜ぶだけで「どこに注目すればいいのか分からず」ふわふわしていたので、今回は ストップ高になったらどこに注目すべきか をしっかりお話しします。

①私が経験した“ストップ高後の明暗”

まず、私自身の実例を紹介します。

一つ目の銘柄は、「このあたりで買って、ここでストップ高」という流れ。結果的に、もし翌日もホールドしていたら 株価が20倍 に。

二つ目の銘柄は、こちらも「ここでストップ高」になったものの、翌日売らずにホールド→翌日・翌々日と下落して 大暴落

このように、ストップ高で喜んだからと言って安心できないのが実状です。

私自身も、ストップ高になったはいいものの「どう動くか分からず失敗した」経験があります。

そこで、「ストップ高になったら何に注目すれば良いのか」を深めて勉強しました。

②本書に基づいた“ストップ高時の注目ポイント”

この本によると、ストップ高の状態では「比例分配」になるケースがあり、人気があるほど 出来高が爆発的に増える とのこと。

私の仮説としては、「成功者(資産がたくさんある投資家)は、翌日も上がるだろうと自信があるからこそストップ高でも大量に注文を出し、買いの板が厚いほど翌日は上がる」というものです。

以下、私が注目したデータです。

銘柄 ホーブキャスト(仮名)でストップ高になった際の板情報。11:23時点ではこう、14:48時点ではこう。
 → 見ると「売りだけが増えていて、買いがそれほど増えていない」ため、板の状況から“翌日勝てそうにない”と判断できます。

ただし、ここで注意。ストップ高というのは 売買が成立していない「見せ板」 とも言えるため、板情報だけで判断するのは危険です。

そこで私は「歩み値(実際に売買が成立した履歴)」にも注目するようにしています。

③私が重視する“引け前の歩み値と板の関係”

なぜ歩み値が重要かというと、ストップ高時には「売り/買い注文」は出ていても実際に成立していないことが多く、成立しているかどうかを知るには歩み値を見るしかないからです。

特に注目しているのは 引け前(15:30頃)にどれだけ売買が成立しているか。

もしこの時点で「すごく売りに出されていた」ら、翌日は暴落する可能性が高い。

逆に「売りが少ない」なら、翌日も上がるという予想で買いが残っている可能性がある。

つまり、ストップ高の翌日の動きを予測するためには、「板」+「歩み値」+「引け前の状況」で判断するのが私の手法です。

④まとめ:ストップ高時に必ず見るポイント

繰り返しになりますが、ストップ高になったときの 着目ポイント は以下の通りです:

★引けの時間(15:30頃)に「どれだけ売買成立しているか」

★その成立後に「買いの残りが、売買成立数と比べてどれだけ大きいか/小さいか」

★板だけでなく「歩み値(実際の成立履歴)」を見ること

これらを確認することで、翌日の動きをある程度予想できると私は考えています。

次回の動画では少し内容を変えて、 歩値のグラフ表示をPythonでやってみた ものをご紹介します。

ぜひお楽しみに。

ご視聴ありがとうございました。またよろしくお願いします。

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ストップ高の翌日はどう動く?板情報と歩み値で読む翌日の株価予想【株価20倍の実例】
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