株価シミュレーションを繰り返していくと、時には「上離れ銘柄を年初に買ったら儲かるのか?」という素朴な疑問にぶつかります。
動画⇩
https://youtu.be/-Eedwe5zm1c
実は私自身、過去に10営業日ほどで株価が20倍近く跳ね上がった銘柄を保有していた経験があります。しかし、その時はわずか1.8倍で手放してしまい、大きな後悔が残りました。
その反省から、ボラティリティの大きい銘柄──上離れ、大陽線、大陰線といった動きに注目し、シミュレーションを繰り返してきました。
上離れシミュレーションの結果
結論から言うと、上離れだけを条件にした自動売買は期待値が低いという結果でした。
解析期間は2024年6月から2025年8月まで。条件として「5日間保有」「差し値・逆指値を設定」などで検証したところ、1銘柄・1営業日あたりの期待値は約1,000円に留まりました。
さらに、
ボラティリティが小さい銘柄 → 期待値マイナス1,500円
上離れ幅を10%以上に限定 → 期待値マイナス2,400円
小型株(10円〜800円)に絞り込み → 効果なし
小型株+前日騰落率を条件化 → こちらも成果なし
といった結果に。残念ながら「チャートだけを根拠にした自動売買」では安定して利益を出すことは難しいと実感しました。
得られた気づき
しかし、「チャート条件だけでは儲からない」という事実に気づけたこと自体が大きな進歩だと思っています。これもシミュレーションを続けたからこそ得られた経験値です。
次回は、今回のシリーズの総まとめとして「チャートのみの自動売買は本当に通用するのか?」というテーマで最終編をお届けします。
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上放れ銘柄は本当に儲かるのか?シミュレーション結果から見えた真実
- 2025-09-26
- 2025-09-28
- システムトレード
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