＃５ 上髭陽線の利益率46%は本当に正しいのか？検証してみた

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〇上髭陽線の利益率46%は本当に正しいのか？検証してみた

前回の検証では、上髭陽線だけを使ったトレードで驚異の利益率46%を記録しました。

しかし、この結果は果たして本当に正しいのでしょうか？

今回は、その検証結果が過大評価されていなかったのかを再評価していきます。

前回との違い
前回と同じ売買条件を設定しましたが、唯一の違いは「差し値と逆指値」をプラスマイナス5%に設定したことです。

これにより、窓開けによるストップ高やストップ安でも、上限が+5%、下限が-5%となり、より現実的なトレード環境での評価が可能になりました。

検証結果
利益額：5億1000万円
損失額：3億7000万円
最終利益：1億3000万円
利益率：26%
前回の46%と比べると、利益率が大幅に減少しています。

これは、前回の検証が過大評価されていた可能性を示唆しています。

ただ、現時点ではそれほど多くない過大評価だったと思っています。

まだ対応できていない課題
現在の手法では、ギャップダウン（前日の終値から大きく下落して始まる現象）に対応できるロジックが欠けています。

この点については、今後の課題として改善策を模索していく予定です。

また、逆指値によって損切りされた銘柄を個別に調査すれば、過小評価・過大評価の傾向を分析できます。

しかし、トレード回数が多すぎるため、現時点では個別の調査は行っていません。

次回の検証
次回は、差し値・逆指値の設定を完全に排除し、再度検証を行います。

これにより、上髭陽線がどれだけ利益率に貢献しているのかを、より純粋な形で分析できると考えています。

今後も、より精度の高いトレード手法を追求し、検証結果を共有していきますので、ぜひご期待ください！

自動売買の記録（一部）